今週は日本医科大学付属病院集中治療室の中村幸子さんをお招きしてECMOカンファレンスを行いました。
中村さんには「実際のECMOの看護」についてお話していただきました。
自ら主体性をもちチーム構築に参画していらっしゃる中村さんのお話を伺うことができ、色んな面で勉強をさせていただきました。
お忙しいところありがとうございました。
また、院外の方々も多数ご参加いただきました。ありがとうございます。
さて…
ようやく呼吸不全対応システム設立にあたり院内スタッフのレディネスがようやく整いつつあります。
院内・地域内・地域外のいろんな方々にサポートをしていただきながら、みんなにとって必要だと思われるシステムを作っていければと思っております。
Content
チーム医療
集中治療医学会近畿地方会でチーム医療について小一時間ほどお話ししてきました。
チーム医療の正しい形なんか、誰にもわかりません。少なくとも私にはさっぱり…
でも、みんながいろんなアイディアを少しずつ持ち寄れば、今よりよりきっといいものが生まれるはず!
そういう思いでお話をしました。
なんも知識もないのに偉そーに話してすんません。
さらに、いろんな方々にお声をかけていただいたのに逃げるかのように会場をあとにしてすみません…
患者さん・ご家族だけでなく、医療者にも安全を。
みんなで考えるきっかけになれば幸いです。
チーム医療の正しい形なんか、誰にもわかりません。少なくとも私にはさっぱり…
でも、みんながいろんなアイディアを少しずつ持ち寄れば、今よりよりきっといいものが生まれるはず!
そういう思いでお話をしました。
なんも知識もないのに偉そーに話してすんません。
さらに、いろんな方々にお声をかけていただいたのに逃げるかのように会場をあとにしてすみません…
患者さん・ご家族だけでなく、医療者にも安全を。
みんなで考えるきっかけになれば幸いです。
鎮静システム
日本医学シミュレーション学会セデーショントレーニングコースに参加し,非麻酔科医が鎮静について学ぶ場を院内でどのように提供するかを勉強してきました.
患者さんだけでなく医療者も安心できる鎮静の仕組みを作るために,限られたリソース・時間の中でみんなが何を共有すればいいのか.
無理のないシステムをみんなで構築していければと考えています.
患者さんだけでなく医療者も安心できる鎮静の仕組みを作るために,限られたリソース・時間の中でみんなが何を共有すればいいのか.
無理のないシステムをみんなで構築していければと考えています.
新人RRS医師指導
2週間ほどかけて,新人の院内Rapid Response System担当医の先生方への講義・シミュレーションを行いました.
当院では,集中治療医・救急医・麻酔科医ではなく,普段病棟で働く若手の内科の先生方がRRS医師として活動しています.
私たち集中治療医は,彼らの実務におけるバックアップを行うとともに,RRS医師の知識・技能・態度の向上のお手伝いをしています.
病棟で働いている内科の若い先生方が異常察知・急変対応についてのスキルを身につけていくことで,より質の高い医療安全が確保できると考えています.
さらに,急変に関する知識・認識を彼らが病棟多職種スタッフと共有しているということも,患者さんのメリットになるはずです.
RRSを通じて,患者さんの危機回避に関して多くの医療スタッフとみんなで知識や思いを共有してもらえるように仕組み作りをしていきます.
当院では,集中治療医・救急医・麻酔科医ではなく,普段病棟で働く若手の内科の先生方がRRS医師として活動しています.
私たち集中治療医は,彼らの実務におけるバックアップを行うとともに,RRS医師の知識・技能・態度の向上のお手伝いをしています.
病棟で働いている内科の若い先生方が異常察知・急変対応についてのスキルを身につけていくことで,より質の高い医療安全が確保できると考えています.
さらに,急変に関する知識・認識を彼らが病棟多職種スタッフと共有しているということも,患者さんのメリットになるはずです.
RRSを通じて,患者さんの危機回避に関して多くの医療スタッフとみんなで知識や思いを共有してもらえるように仕組み作りをしていきます.
院内CVC研修
今日は今年度第1回目の院内CVC研修を行いました.
今年は約100人の申し込みがあり,第1回目は後期研修医1年目から重鎮まで約20名に参加していただきました.
楽しく学ぶ.
経験の程度に関わらず,大切なことなんだなぁと改めて実感しました.
今年は約100人の申し込みがあり,第1回目は後期研修医1年目から重鎮まで約20名に参加していただきました.
楽しく学ぶ.
経験の程度に関わらず,大切なことなんだなぁと改めて実感しました.
TeamSTEPPS始動
今日は救命救急センター内でTeamSTEPPSワークショップを開催しました.
医療クラーク,救命士クラーク,薬剤師,栄養士,理学療法士,物流,臨床工学技士,放射線技師,事務…と,ER/ICUに関わる多職種の皆さんに参加していただきました.
「医療安全」とは,誰にとっての安全なのか.
誰と誰が当事者なのか.
組織文化・組織風土は誰が作るのか.
みんなで楽しみながら考えていければと思います.
医療クラーク,救命士クラーク,薬剤師,栄養士,理学療法士,物流,臨床工学技士,放射線技師,事務…と,ER/ICUに関わる多職種の皆さんに参加していただきました.
「医療安全」とは,誰にとっての安全なのか.
誰と誰が当事者なのか.
組織文化・組織風土は誰が作るのか.
みんなで楽しみながら考えていければと思います.
明日から使えるファシリテーションメモ 第3回
3. ロジカルでエレガントな「収束」を.
前回はアイディアを可能な限りだすための「発散」の方法についてお話しました.
今回は,「発散」して出てきたアイディアを構造化して整理する「収束」の方法を紹介します.
絞り出された沢山のアイディアは,「発散」直後にはただ無秩序にならんでいます.
このままでは複雑すぎて把握が困難で議論がすすまず,「合意形成」にたどり着きません.
そこでアイディアの「ブロック化」と「体系化」を行います.
「ブロック化」とは同じようなアイディアを束ねることです.
「体系化」は束ねられたアイディアを秩序があるように並べることです.
この「ブロック化」と「体系化」を合わせて「構造化」と言います.
「構造化」して整理することで,参加者の理解を促進するのです.
ここで指導医講習会でも使われているKJ法を思い出してください.
(忘れてしまった方は -> http://www.tfu.ac.jp/liaison/edu/navi_PDF/navi06-04.pdf)
KJ法においては,カードにアイディアを書いていき(「発散」),それらの中で同じような内容なものをまとめてグループをつくります.
その後,グループ同士の関連を考察して図示化していきます.
まさにそれぞれが「ブロック化」と「体系化」です.
さて,これら (1)「ブロック化」と (2)「体系化」のスキルに関してもう少し説明します.
(1)「ブロック化」
同様の内容をもつアイディアをまとめるために「ブロック化」をおこなうのですが,どういった状況でどの様にブロック化をするか…イメージが難しいですよね.
でも実は私たちは「ブロック化」を日常的に実臨床内でおこなっています.
例えば,ICU内で患者さんの問題点を列挙してそれらを論じる時に,「臓器別分類 (by system)」を用いて「ブロック化」をおこなっています.
他にも,今日すべき治療・管理をすべて挙げたあと「職種別分類」というブロック化をおこない,それぞれの専門職に対して仕事の割り振りをしています.
鑑別診断であれば「VINDICATE!!! + P」などの分類方法も用いていますね.
他にも「血小板減少の鑑別診断」もそうですね.「産生低下」「消費亢進」「貯蔵量増加」に分けられます.
会議などででてくるアイディアも上手に「ブロック化」しましょう.
そしてそれらにラベルをつけるとよりわかりやすくなります.
(2)「体系化」
「ブロック化」されたもの同士がどのように絡んでいるかをわかりやすくするために「体系化」を行います.
言葉で言うとわかりにくいですが,絵で見たら理解しやすいと思います.
みなさんプレゼンテーションソフトのPowerpointをつかったことがありますよね.
そのなかにSmartArtという機能があるのを知っていますか?
それがまさに「体系化」のためのツールなのです.
横並びならばリストにできますし,順序・順列があるならプロセスを示せます.他にも色々あります.
ぜひ一度SmartArtをじっくり眺めて,どうしたら「体系化」が上手に行くかを考えて見てください.
その後,「体系化」したものをどうやったらみんなに伝わるかを実践してみましょう.
絵をかいてもいいし,口で説明してもかまいません.
状況に応じて対応できるようにしていきましょう.
さて,いかがでしたか?
もちろん,絶対に「発散」->「収束」という順番であるということはありません.
先に構造を示してから「発散」をしていくということもします.
いずれにしても,「発散」と「収束」を意識すると意見が出やすく,理解が進み,参加者同士の共有するものが多くなると思います.
他にも「収束」をする際に行うことがあるのですが,それはまたの機会に.
次回は「合意形成」についてお話します.
前回はアイディアを可能な限りだすための「発散」の方法についてお話しました.
今回は,「発散」して出てきたアイディアを構造化して整理する「収束」の方法を紹介します.
絞り出された沢山のアイディアは,「発散」直後にはただ無秩序にならんでいます.
このままでは複雑すぎて把握が困難で議論がすすまず,「合意形成」にたどり着きません.
そこでアイディアの「ブロック化」と「体系化」を行います.
「ブロック化」とは同じようなアイディアを束ねることです.
「体系化」は束ねられたアイディアを秩序があるように並べることです.
この「ブロック化」と「体系化」を合わせて「構造化」と言います.
「構造化」して整理することで,参加者の理解を促進するのです.
ここで指導医講習会でも使われているKJ法を思い出してください.
(忘れてしまった方は -> http://www.tfu.ac.jp/liaison/edu/navi_PDF/navi06-04.pdf)
KJ法においては,カードにアイディアを書いていき(「発散」),それらの中で同じような内容なものをまとめてグループをつくります.
その後,グループ同士の関連を考察して図示化していきます.
まさにそれぞれが「ブロック化」と「体系化」です.
さて,これら (1)「ブロック化」と (2)「体系化」のスキルに関してもう少し説明します.
(1)「ブロック化」
同様の内容をもつアイディアをまとめるために「ブロック化」をおこなうのですが,どういった状況でどの様にブロック化をするか…イメージが難しいですよね.
でも実は私たちは「ブロック化」を日常的に実臨床内でおこなっています.
例えば,ICU内で患者さんの問題点を列挙してそれらを論じる時に,「臓器別分類 (by system)」を用いて「ブロック化」をおこなっています.
他にも,今日すべき治療・管理をすべて挙げたあと「職種別分類」というブロック化をおこない,それぞれの専門職に対して仕事の割り振りをしています.
鑑別診断であれば「VINDICATE!!! + P」などの分類方法も用いていますね.
他にも「血小板減少の鑑別診断」もそうですね.「産生低下」「消費亢進」「貯蔵量増加」に分けられます.
会議などででてくるアイディアも上手に「ブロック化」しましょう.
そしてそれらにラベルをつけるとよりわかりやすくなります.
(2)「体系化」
「ブロック化」されたもの同士がどのように絡んでいるかをわかりやすくするために「体系化」を行います.
言葉で言うとわかりにくいですが,絵で見たら理解しやすいと思います.
みなさんプレゼンテーションソフトのPowerpointをつかったことがありますよね.
そのなかにSmartArtという機能があるのを知っていますか?
それがまさに「体系化」のためのツールなのです.
横並びならばリストにできますし,順序・順列があるならプロセスを示せます.他にも色々あります.
ぜひ一度SmartArtをじっくり眺めて,どうしたら「体系化」が上手に行くかを考えて見てください.
その後,「体系化」したものをどうやったらみんなに伝わるかを実践してみましょう.
絵をかいてもいいし,口で説明してもかまいません.
状況に応じて対応できるようにしていきましょう.
さて,いかがでしたか?
もちろん,絶対に「発散」->「収束」という順番であるということはありません.
先に構造を示してから「発散」をしていくということもします.
いずれにしても,「発散」と「収束」を意識すると意見が出やすく,理解が進み,参加者同士の共有するものが多くなると思います.
他にも「収束」をする際に行うことがあるのですが,それはまたの機会に.
次回は「合意形成」についてお話します.
